靴下の移り変わり

靴下の種類について

足元も流行りを意識して

学生時代、筆者もそうだが周囲では『スニーカーソックス』が流行し始めた時期でもある。履きやすいというのもありますが、足元をすっきりと魅せられるというのも大きなウリだ。ですが学生とは肩身の狭い人種です、そして筆者の通っていた学校でもそんな靴下を履くことを認める兆しは皆無でした。服装規定の違反者項目へと即座に抜擢されてしまい、学生は従来の膝下10cmまでのハイソックスでなくては認められないという。しかも白か黒だが、基本男子は白しか履いちゃいけないというものすごく限定的な指定を受けていた。

思春期真っ盛りの、10代後半の時代にそんなダサい物を履きたくないとは良く思ったものです。筆者もその中の1人でしたので、服装検査がないとき以外は度々スニーカーソックスを愛用していたものです。バレたらバレたで面倒なことになりますが、バレないからこそのスリル感を満喫できる、なんて楽しみもあった。そう思うと服装違反をしょっちゅうしていたので友人たちからはよく指摘やからかいを受けたものだが、やりたいようにやっていたので後悔はない。

今となっては靴下の種類も非常に豊富だ。男性の場合は限定されているが、女性はソックスと言っても一重に固定した存在を呼称する事が出来ない。ここまで豊富になってきたのにも様々な理由はありますが、やはり多様化する中で靴下も用途を考える時代になったということだろう。ではこれまでにどんな靴下が作られているのか、その種類を見てみよう。

種類を決定づけるもの

靴下の種類についてですが、それらを分類するためには2つのジャンルに分けて考える必要があります。1つは『靴下の長さ』に応じて、1つは『靴下の機能性・形状』を元にしてだ。前者と後者、それぞれで使い分ける必要がある、特に冠婚葬祭ともなるとスニーカーソックスを履こうものなら非常識と罵られてしまうからだ。そのため男女問わず、年齢に関係なく、人はシーンに応じて靴下を使い分けていかなくてはならない。

普段から礼装に近い格好の人は意識することもありませんが、私服で勤務することの多い人ほど結婚式や葬儀といった場面で使用していいと言われる靴下を持っていないものだ。筆者も以前までそうだったが、考えを改めて一足ずつは持っていようと備えている。何事もいつ起こるかわからないので、持っていて損をすることはまずない。

ではそうした種類ごとにまとめるとどんな靴下があるのか、ざっと見てみよう。

代表的な靴下とは

長さ

サイハイソックス
太もも中央くらいまでの長さ
オーバーニーソックス
ひざ上くらいまでの長さ
ニーソックス
膝くらいまでの長さ
ハイソックス
膝下くらいまでの長さ
スリークォーターソックス
膝下3/4、ふくらはぎくらいまでの長さ
アンクレットソックス
足首くらいまでの長さ
スニーカーソックス
くるぶしよりも下に位置する長さ

機能・形状

ルーズソックス
段々になっているのが特徴
サポートソックス
足裏にパイル生地を入れてクッションを性を高めている
L字型ソックス
足の形状通りに履ける
サンドソックス
砂浜で行われるスポーツで、足の保護をするためのもの
クルーソックス
船員が脱ぎ履きしやすくなっているゴム製の靴下
5本指ソックス
つま先が足指に沿った形をしている
足袋ソックス
親指と人差指の間が分かれている
チューブソックス
前後の区別がない筒状のもの

機能などを重視しないもの

靴下と言っても色々な種類がありますが、中でもおしゃれのために活用する靴下といえば『ルーズソックス』が挙げられる。元は登山用として履いていたブーツソックスが全ての起源で、後に日本で女子中高生を中心とした世代に愛用されていく。一見するとだらしないように見えるが、履けば足が細く見える視覚効果が期待できるとして多くの女子達から憧れを持たれるようになった。

ただ見た目が良くない事もあって、学校では概ね禁止する動きが加速していき、ほとんどの学校で校則項目にルーズソックス禁止と明確に表示された時には、時代なんだなぁと思ったものです。最近ではまた流行り始めていると言われる一方で、世界では流行り始めた頃から現在まで断続的に流行が続いていると言われている。突出した機能面が好まれているわけではないので、いわばファッションアクセサリーとしての価値が重要視されている。

多様な在り方

靴下は何も外出先で履くだけではなく、室内でも靴下を常用する人も多い。特に女性はストッキング、こちらもまた厳密に言えば靴下の種類に含まれているので含みは非常に多様性を孕んでいる。今では様々な種類の靴下が生産されて、愛用されている。今の時代、靴下1つ取るだけでも何が良いかで、だいぶ好みが分かれますから面白いといえば面白い話だ。

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